ブログ

blog

Home アンチエイジング美容鍼 美容鍼灸師になるには?必要な資格・期間・費用や目指し方を解説

美容鍼灸師になるには?必要な資格・期間・費用や目指し方を解説

美容鍼灸師とは


美容鍼灸師とは、鍼や灸の専門知識をもとに、肌の状態顔まわりの悩みなど、美容を目的とした施術を行う鍼灸師です。美容鍼灸では、顔だけに施術するのではなく、生活習慣や体調なども確認しながら施術方針を考えるため、鍼灸の専門知識美容に関する知識の両方が求められます。

一般的な鍼灸師との違い

美容鍼灸師と一般的な鍼灸師では、必要となる国家資格に大きな違いはありませんが、施術を受ける人の目的扱う悩みに違いがあります。

一般的な鍼灸師は、肩や腰など体の不調を抱える人に対して鍼や灸を用いることが多いのに対し、美容鍼灸師は、肌の状態や顔まわりの印象など、美容に関する相談を受ける機会が多いことが特徴です。そのため、美容鍼灸師には、鍼灸師としての基礎を活かしながら、美容を目的とする人の悩みに合わせて施術を考える力が求められます。

美容鍼灸師になるには


美容鍼灸師になるには、まず鍼や灸を扱うために必要な国家資格を取得し、そのうえで美容鍼灸に必要な知識と施術技術を身につけることが基本的な流れです。すでに鍼灸師の資格を取得しているかどうかによって目指し方が異なるため、自分の状況に合わせて準備を進めましょう。

はり師・きゅう師の国家資格が必要

美容鍼灸を仕事として行う場合、鍼を使った施術には「はり師」灸を使った施術には「きゅう師」の国家資格が必要です。美容を目的とした施術であっても資格が不要になるわけではなく、鍼や灸を用いる場合には、法律で定められた免許を取得しなければなりません。

美容鍼だけを行う場合には「はり師」の免許が必要であり、灸も扱う場合には「きゅう師」の免許が必要となるため、鍼と灸の両方を使った施術を行いたい人は、両方の資格取得を目指すことになります。

なお、「美容鍼灸師」という独立した国家資格はありませんので、まずは、はり師・きゅう師として必要な知識と技術を身につけることが出発点になります。

資格取得後に美容鍼灸の知識と技術を学ぶ

はり師・きゅう師の免許を取得した後は、美容に特化した知識顔への施術技術を身につけていきます。特に顔は、筋肉や神経、血管などが細かく分布しているため、顔面部の解剖学安全な刺鍼方法衛生管理などを十分に理解することが重要です。

また、美容鍼灸では肌の乾燥や顔まわりの印象など、美容に関する相談を受けることが多いため、皮膚のしくみスキンケアの基礎、生活習慣と肌の状態との関係についても学んでおくと役立ちます。さらに、お客様の悩みや希望を正しく把握するためには、カウンセリング力接客力、施術内容をわかりやすく説明する力も必要になります。

美容鍼灸の知識や技術は、資格取得後の研修やセミナーでも学べます。長谷川亮・鍼灸院では「アンチエイジング美容鍼セミナー」を開催しており、電気を流す美容鍼について座学と実技の両面から学べます。

すでに鍼灸師の資格がある場合は追加の国家資格は不要

すでに、はり師・きゅう師の免許を取得している人であれば、美容鍼灸師になるために別の国家資格を取得する必要はありません。必要な免許を取得している場合は、美容鍼灸に必要な知識や施術技術を身につけることで、美容分野を目指せます。

はり師・きゅう師の資格を取得する方法


はり師・きゅう師の資格を持っていない人が美容鍼灸師になるには、認定された学校や養成施設で学ぶ国家試験に合格する免許を申請するという流れで進みます。独学だけで国家試験を受験できる資格ではないため、まずは受験資格を得られる学校へ進学する必要があります。

大学や専門学校などで3年以上学ぶ

はり師・きゅう師の免許を取得するには、原則として大学へ入学できる学力を持つ人が、文部科学大臣が認定した学校または厚生労働大臣などが認定した養成施設で、必要な知識と技能を3年以上学ぶ必要があります。

学校では、鍼や灸の実技だけではなく、解剖学生理学病理学など、人体や病気を理解するための基礎を学びます。さらに、東洋医学や経絡・経穴、鍼灸理論、臨床に関する知識などを学び、鍼灸師として働くために必要な土台を身につけていきます。

一般的な通信講座を受講するだけでは国家試験の受験資格を得られないため、進学先を探す際は、はり師・きゅう師の養成課程として正式に認定されているかを確認しましょう。

国家試験に合格する

認定された学校や養成施設で必要な課程を修了した後は、はり師国家試験きゅう師国家試験を受験します。国家試験では、学校で学んだ医学の基礎や東洋医学、経絡・経穴、鍼灸理論などに関する知識が問われるため、授業と並行して試験対策を進めることが重要です。

はり師ときゅう師はそれぞれ別の国家資格ですが、試験には共通する科目も多く、両方の免許取得を目指す人も少なくありません。試験内容や受験方法は変更される可能性があるため、受験する年度には、厚生労働省公益財団法人東洋療法研修試験財団が公開している最新情報を確認しましょう。

合格後に免許を申請する

国家試験に合格しただけでは、すぐに鍼灸師として仕事を始められるわけではありません。試験合格後に免許申請を行い、はり師名簿やきゅう師名簿へ登録されることで、正式に免許が交付されます。名簿へ登録される前に業務へ従事することはできないため、合格後は忘れずに免許申請を行いましょう。

申請には、免許申請書のほか、住民票または戸籍抄本、診断書、申請手数料、登録免許税などが必要となるため、事前に必要書類を確認しておくとスムーズです。

美容鍼灸師になるまでの期間と費用


美容鍼灸師を目指す際は、資格取得の方法だけでなく、どの程度の期間が必要なのかいくらほど費用がかかるのかも確認しておきましょう。特に社会人から美容鍼灸師を目指す場合は、学費だけではなく生活費や働き方も含めて計画を立てることが大切です。

資格取得までにかかる期間

はり師・きゅう師の国家試験を受験するには、原則として認定された学校や養成施設で3年以上学ぶ必要があります。そのため、資格を持っていない人が美容鍼灸師を目指す場合は、少なくとも3年以上を見込んでおく必要があります。

3年制の専門学校で学ぶ場合は、所定の課程を修了して国家試験へ合格し、免許登録を済ませることで、卒業後から鍼灸師として働く準備を進められます。一方、4年制大学へ進学する場合は卒業まで4年間かかるため、選ぶ学校によって働き始めるまでの期間は変わります。

さらに、資格取得後に美容鍼灸の研修を受ける場合は、国家資格を取得するまでの期間美容鍼灸の技術を身につける期間を分けて考えると、将来の計画を立てやすくなります。

学費や受験料などの費用

美容鍼灸師になるまでに必要な費用の中で、大きな割合を占めるのが大学や専門学校へ通うための入学金授業料です。学費は学校によって異なり、授業料のほかに、実習費や施設費、教材費、白衣、鍼灸実技で使用する道具などが別途必要になる場合もあります。

学校を比較する際は、年間授業料だけではなく、卒業までに支払う総額を確認しましょう。また、学校の費用とは別に、国家試験の受験料や免許登録に必要な費用も発生します。

主な費用 金額・確認ポイント
学校の学費 学校により異なるため、入学金・授業料・実習費・施設費などを含めた総額を確認する
教材・実習用品など 教科書、白衣、実習用品などが別途必要になる場合がある
はり師国家試験 19,500円
きゅう師国家試験 19,500円
免許申請手数料 1免許5,600円、2免許で11,200円
登録免許税 1免許9,000円、2免許で18,000円

はり師・きゅう師の両方を受験する場合、国家試験の受験手数料は合計39,000円となり、2つの免許にかかる申請手数料と登録免許税は合計29,200円です。そのため、学校へ支払う費用とは別に、国家試験と2つの免許登録だけでも68,200円が必要となります。

このほかにも、診断書の取得費、住民票などの発行費、郵送費などが必要になる場合があります。金額は変更される可能性があるため、実際に受験や免許申請を行う際は、最新の案内を確認してください。

美容鍼灸師の主な活躍の場


美容鍼灸師は、美容鍼灸を専門とする施設だけでなく、一般の鍼灸院美容・リラクゼーション分野などでも活躍できます。勤務先によって担当する施術や求められる知識が異なるため、自分がどのような美容鍼灸師になりたいのかを考えて職場を選びましょう。

美容鍼灸院・美容鍼灸サロン

美容鍼灸師として美容分野を中心に経験を積みたい場合は、美容鍼灸院美容鍼灸サロンが代表的な勤務先になります。美容を目的として来店する人が多いため、顔への施術をはじめ、美容に関するカウンセリングや施術前後の説明など、美容鍼灸に関わる業務を経験しやすい環境です。

また、美容鍼灸を専門的に扱う施設では、美容分野の施術経験を積みやすいことも特徴です。就職先を選ぶ際は、給与や勤務時間だけでなく、担当できる施術教育体制なども確認するとよいでしょう。

鍼灸院・鍼灸整骨院

一般的な鍼灸院や鍼灸整骨院の中にも、美容鍼をメニューの1つとして取り入れている施設があります。このような職場では、美容を目的とした施術だけに限定せず、幅広い体の悩みに対応する鍼灸を経験できることが特徴です。

さまざまな相談に対応しながら鍼灸師としての基礎を深め、そのうえで美容鍼灸の経験も積めるため、鍼灸全般の技術を高めたい人にも向いています。将来的に美容鍼灸へ特化する場合でも、一般的な鍼灸の臨床経験を積むことで、施術を受ける人の状態を幅広く考える力を養えます。

エステ・リラクゼーションサロン

美容鍼灸をメニューとして導入しているエステサロンやリラクゼーションサロンでも、国家資格を持つ美容鍼灸師が活躍できる場合があります。こうした施設では、鍼灸だけを担当する場合もあれば、保有資格や業務内容に応じて、美容に関するカウンセリングやサロン業務などを担当することもあります。

美容サービスを幅広く扱う環境で働くことで、接客美容に関する提案など、美容鍼灸院とは異なる経験を積める場合があります。就職する際は、担当する仕事内容保有資格で行える施術の範囲を事前に確認しておきましょう。

独立・開業

美容鍼灸師は、勤務先で経験を積んだ後に、自分で美容鍼灸院や鍼灸サロンを開業する働き方も目指せます。独立すれば、対象とするお客様や施術メニュー、価格、営業時間などを自分で考え、独自のコンセプトを持った院づくりができます。

一方、開業後は施術だけでなく、予約管理、売上管理、広告・集客、接客、衛生管理など、経営者として幅広い業務を担当する必要があります。独立を目標とする場合は、まず勤務先で施術や接客の経験を積み、技術顧客対応経営に必要な知識を段階的に身につけることが大切です。

美容鍼を自院の強みにしたい鍼灸師の方には、長谷川亮・鍼灸院の「アンチエイジング美容鍼セミナー」があります。電気を流す美容鍼の技術を学び、施術メニューの充実や将来の独立・開業に活かせます。

美容鍼灸師の将来性


美容鍼灸師は、国家資格で身につけた鍼灸の専門性を活かしながら、美容分野へキャリアを広げられる職種です。将来性を考える際は、活躍できる施設の数だけではなく、自分がどのような専門性を身につけ、どのような価値を提供できるかを考えることが大切です。

美容鍼灸の専門性を活かしたキャリアを目指せる

美容鍼灸の知識と施術経験を身につけることで、一般的な鍼灸に加えて、美容分野を専門とするキャリアを目指せます。施術技術や接客力を高めながら経験を積むことで、自分の得意分野を明確にし、美容鍼灸を強みとする鍼灸師として働くことができます。

美容鍼灸だけを専門にする方法もあれば、一般的な鍼灸と組み合わせて幅広い悩みに対応する方法もあるため、自分の目指す働き方に合わせて専門性を深められることが特徴です。

美容と健康を組み合わせた需要が期待できる

美容鍼灸師の特徴は、美容に関する知識だけでなく、国家資格取得までに学んだ人体の構造鍼灸東洋医学などの知識を活かせることです。

美容に関する相談を受けた場合でも、肌の見た目だけを見るのではなく、睡眠や食事、仕事による疲れなど、日々の生活について聞き取りながら施術方針を考えられます。そのため、鍼灸師として人体や健康について理解を深めながら美容についても学ぶことで、美容と健康の両方を意識した施術や提案につなげられます。

まとめ|美容鍼灸師を目指すなら資格取得後の技術習得も重要


美容鍼灸師として働くには、施術内容に応じた国家資格を取得する必要があります。美容鍼を行う場合は「はり師」、灸も扱う場合は「きゅう師」の免許が必要です。そのうえで、美容に関する知識や顔への施術技術を身につけることで、より専門的な美容鍼灸を提供できるようになります。

資格取得後も研修やセミナーを活用し、実践的な技術を学ぶことで、美容鍼灸院への就職や将来の独立・開業など、活躍の幅を広げられます。

長谷川亮・鍼灸院が開催する「アンチエイジング美容鍼セミナー」では、電気を流す美容鍼について座学と実技の両面から学べます。美容鍼を自分の強みにしたい方や、施術の幅を広げたい方は、アンチエイジング美容鍼セミナーの詳細をご確認ください。

院所在地